お金以上のリターンをもたらす人間関係の習慣6

話すよりも、聞くことを重視する
ユダヤのことわざに「神が人間に二つの耳と一つの舌を与えたのは、話すよりも聞くことを重視したからである」というものがあります。
人に溶け込めない人はよく「私は口下手で…」なんて言いますが、コミュニケーションが得意な人は大抵、人の話に興味を持って楽しそうに聞いている印象です。
仕事がデキる人も“話し上手”より“聞き上手”。たとえば営業でありったけの知識をペラペラとしゃべりまくる人より、お客様の話をしっかり聞いて、その人に合った商品やサービスを薦めてくれる人のほうが信頼されるでしょう。
相手の話を聞くメリットは、印象がいい、情報が入ってくる、学びがあるなどいろいろありますが、いちばんは“観察力”が養われて相手を理解できるようになること。
「この人はどんな人?」と話に耳を傾けるスタンスでいると、言葉だけでなく、表情、目の動き、声のトーン、動作、クセ、雰囲気など“観察”する習慣が生まれます。
「相手の求めるものを、相手が求めるときに提供する」は”商売”の基本です。初対面でも、雑談をするときも、まず相手の話を聞くことから始めてみましょう。
ほんとうの”聞き上手”は、ただ話を聞くだけでなく「えーー!面白いですね!」と“感動上手”であり「どうしてそう思ったんですか?」など“質問上手”。相手が気持ちよく話せるように合いの手を入れたり、引き出したりするのです。
自分のことを伝えるときも、相手の話に乗っかって「実は私も〇〇が好きです」「それなら、いい情報がありますよ」などと話すとよく聞いてもらえます。
自分の話を聞いてくれた相手の話は、ちゃんと聞こうとする態勢になるのです。「口を閉じるほど、自分の話を聞いてもらえる」ということわざも納得するはずです。
☆人の態度は、自分の鏡。聞く耳をもたない人の言葉は、相手の耳にも届きません!
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