不登校予兆期1


体調不良の回数が増えてくる時期

「学校に行かなくちゃ、でも学校に行きたくない…」と葛藤している時期です。
この時期は、不登校になる前の期間で、体調不良を訴える傾向があります。

たとえば「お腹が痛い、頭が痛い、しんどい…」と言って保健室で休んだり、学校を休んだりします。
だんだんと元気がなくなり、体調不良の回数が増えてきます。

休みたいということは、何かイヤなことが子供の内面で起こっているサインです。
「あれ?」と思ったら、お子さんの様子を観察してみてください。

たとえばお子さんが、ある教科の授業がある日を休みがちであれば、担当の先生がイヤなのかもしれません。

携帯やスマホを見た時のお子さんの様子が普段と違うのであれば、SNSで誹謗中傷を受けているのかもしれません。

部活が楽しそうでなく、部活の話をしなくなったのであれば、先輩や同級生から理不尽な態度を取られているのかもしれません。

服装や鞄や靴などの持ち物が汚れているのであれば、友だちからいじめられているのかもしれません。

子供のSOSを親が早期発見してあげることは、深刻ないじめを回避できるだけでなく
「親は、私を、僕を、見てくれている」
という安心感を子供に与え、子供が抱えている問題を親に言いやすくなります。

また子供の学校での様子を、先生にヒアリングしてみましょう。
明らかな原因が分かれば、改善に向けての取り組みができますし、問題がはっきりと分からない場合は、スクールカウンセラーに相談することも可能です。

学校と家庭で連携を取り、お子さんの様子を見守りましょう。


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2024年5月20日