不登校予兆期2

学校に行けない理由が毎日違うのはよくあること
もう1つ、親としての大切な視点があります。
それは、学校にいけなくなる場合の多くで、子供本人が「なぜ学校に行けなくなるのか分からない」ということです。
そのため、学校に行けない理由を子供に聞いても「聞くたびに理由が違う」ということもめずらしくありません。
子供自身、具体的な原因が分からないまま「学校に行こうと思うとしんどくなる」「朝起きられない」…と悩んでいます。「学校に行こう」と思っているのに、学校に行けなくなるのです。
日常生活の小さなストレスの蓄積で動けなくなるのが、多くの不登校の原因です。
子供に多くのことをがんばらせすぎていないか、子供の生活を見直してみましょう。
(ウチの娘の場合はこうだった!)
小学校中学年~中学1年生の2学期頃[約4年間]
小学校の中学年ぐらいから、娘は時々、朝になると「お腹が痛い」「頭が痛い」と言うようになりました。
病院に連れて行っても悪いところは何もなく「学校で何かあったの?」と聞きましたが、本人は、ごく普通に「何もない」と答えていました。
中学1年生の3学期。
ある朝、家から娘の姿が消えました。学校に行った様子もなかったので、まさかと思いトイレを開けたら、娘がうずくまって泣いていました。
それがウチの娘の不登校の始まりでした。
今から思うと、小学校の頃から徐々に、娘はストレスを感じながら学校に行っていたのだと思います。早く気づいて、娘のストレスを解放させていれば、違った現実が展開していたかもしれません。
子供は何かあったとしても親には言わないものです。そう心得て、子供のSOSに気づいてあげましょう。
(この時期の親の対応とは!)
・子供の様子を観察する。
・嫌がる時は無理やり学校に行かせない。
・学校の先生に相談する。
・スクールカウンセラーに相談する。
・子供に多くのことをがんばらせすぎていないか生活を見直す。
◇連絡先
静岡カウンセリングルーム~hazama~
〒439-0006
静岡県菊川市堀之内1600 3F
お問い合わせはこちら