不登校開始期2

(ウチの娘の場合はこうだった!)
中学校1年生の3学期頃~[約3ケ月間]
「お母さん、大っきらい!」
「お母さんは私のこと、絶対に分からない!」
「お母さんみたいな親にはなりたくない!」
この時期、私は娘に暴言を浴びせられていました。
私は私で、なんとか娘を学校に行かせようとしたり、勉強や学校の大切さや、ラクなほうへ流れてはいけないことなどを、娘に分からせようと必死でした。
結果的に、娘は貝のように口を閉ざし、布団から出てこなくなってしまったのです。
今から振り返ってみると、不登校開始期は、親子の間に心理的なギャップがあったと思います。
私は心に余裕がなく、娘を学校に行かせる以外のことを考えられず、説得やアドバイスをしたり、なぜ学校に行けないのかと子供を質問責めにしてしまいました。
その一方で、娘は今までずっとがんばってきたものの、心身ともに、我慢の限界がきて、どうすればよいのか分からず、泣く、わめく、引きこもるという方法で、私に助けを求めていたのです。
このように私は、動けない娘を必死に動かそうとして、かえって娘の状態を悪化させてしまいました。
不登校開始期が、7つのステップの中で一番つらい時期だと思います。あなたの心のケアを大切にしながら、お子さんのことも受け止めてあげてくださいね。
(この時期の親の対応とは!)
・無理やり学校に行かせない。
・質問責めにしない。
・親の意見を分からせようとしない。
・普段通り接して、そっと見守る。
・家を安心・安全の場所にしてエネルギーを溜めさせる。
・学校や塾など、背負っているものを降ろして休息させる。
・甘えてきたり、強がっている時には愛情をたっぷり与える。
・あ母さんの心のケアを第一に考える。
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