リハビリ期1


休みながら前進する慣らし期間

いよいよ子供が動き出します。
不安定ではあるものの、学校に通いだします。

ただし、何か負担がかかると気持ちが不安定になり、学校を休んだり、遅刻したり早退したりします。

そんな時、親は
「また、不登校に逆戻り?」
と不安になりますが、心配し過ぎないようにしましょう。

今まで学校に行っていなかったのですから、学校に行くということは、精神的にも体力的にもがんばっているのです。疲れた時は、休んでも大丈夫です。

子供自身も、また不登校に逆戻りするのかと、不安に思っています。
傾聴を心がけ、不安な思いを吐き出させてあげましょう。

この時期は、時に親のサポートが必要な時期です。

学校の送り迎えや課題のサポート、学校との連携をこまめに行い、本人のキャパを超えないように徐々に慣らしていけるようにしましょう。

しんどそうにしている時は、子供の話をよく聴き、状況によっては「お母さんにできることはある?」など、応援の声かけをしてあげましょう。

親子の絆がしっかりと築き上げられ自己肯定感が高まっていれば、逆戻りはせず、アップダウンを繰り返しながらも前に進んでいけるはずです。

リハビリ時期は、不登校の出口の明かりが見える嬉しくもある時期ですが、逆戻りの不安もある時期です。
「休みながら進んで行くもの」と思って、子供を温かくサポートしてあげましょう。


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2024年6月10日