良好な親子関係を築く会話の方法を知ろう6
ポイント4子供に「もっと話したい!」と思わせる
子供に心の扉を開いてもらうために、もう1つ大切なのは「親は自分のことを理解してくれている」と子供に思ってもらうことです。
そしてそれを効果的に伝えるには、親が子供の心を代弁してあげることです。
子供が言うよりも先に、親に自分の気持ちを代弁してもらえると「お母さんは、自分のことを分かってくれている!」と、子供は安心し、親に自分の思いを話したくなります。
たとえば「今日の晩ご飯、何?」と子供に聞かれたとします。
「カレーライス」とあなたが答えると、子供が「そうなんだ、カレーなんだ」と言ったとします。
では心の代弁をすると、この会話は、どう変わるのでしょう?
たとえば、あなたが子供の思っていることを推理して「今日はカレーライスよ。お腹が空いたね?もうできているから、今食べる?」と言ったとします。
すると子供は、お母さんが自分のことを分かってくれていることに嬉しくなって「そうなんだよ!今お腹ペコペコで、すぐに食べたかったんだよ!」というように、自分の思っていることをお母さんに話したくなるのです。
これが子供をもっと話したい気持ちにさせる「心の代弁」という手法です。
以上が子供の心の扉を開く親子の会話4つのポイントです。
最初は、受容の言葉のあいづちを意識することからスタートしてみましょう。
できることから、少しずつやっていけば大丈夫です!
◇連絡先
静岡カウンセリングルーム~hazama~
〒439-0006
静岡県菊川市堀之内1600 3F
お問い合わせはこちら