瞑想によってモードの切り替えができる2


瞑想が切り替えスイッチに
マインドフルネス瞑想が、2つのモードを切り替えるスイッチになっています。
人は自分の考えにとらわれがちですが、瞑想をすることでその流れを一度止め、モードを切り替えることができます。
ここでその基本的な手順を解説しましょう。

(瞑想スタート)
①感覚に意識を向ける
考えから意識をそらすため、呼吸や体の動きなど、体の感覚に気づきを向ける。
呼吸なら鼻から出入りする空気の流れを感じ、一つひとつの感覚に気づく。
 ↓ ↓ ↓

?考えが生まれる
体の感覚に気づきを向けていると、心のなかに「今日の夕飯」「明日の予定」などと考えが生じてくる。
 ↓ ↓ ↓

③考えに気づく
考えるのは自然なこと。考えも一瞬ですぎさるものだと気づき、また体の感覚に注意を向ければよい。
 ↓ ↓ ↓

④ほかの感覚にも気づく
呼吸や体の動きのほかに、痛みやかゆみなども感じるが、それも自然なこと。
また呼吸に意識を戻す。

→考えや痛みなどに気づいたら、また①体の感覚に意識を向け直す。それを何度も繰り返しすることでモードが切り替わる。
※瞑想とはいっても、いろいろと雑念はわいてくる。そのときは「考え」と気づき、放っておけばよい。

「身体性」が重要に
マインドフルネス瞑想では、自分の体に意識を向けることを大切にします。
心であれこれと考えるのではなく、体の感覚に集中するのです。
そうすることで、心へのよけいな負担をとりのぞきます。
ヨーガや仏教の坐禅でも、身体性は重視されます。
そのようなところに、マインドフルネス瞑想のルーツが見え隠れしています。


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2024年9月10日